躁うつ病の双極性障害とは

うつ病の双極性障害になりやすい人の性格は、かなりはっきりしています。

専門的には「萄環気質」と呼ばれていますが、発想が豊かでユニークなアイデアを思いつき、リーダーとなって人を引っ張っていくタイプです。

ジョークを連発したりして明るく、会社や学校での対人関係も良好です。この人がいるとにぎやかになる、といわれているような人気者が多いのです。

双極性障害では、気分が落ち込むうつ状態と、高揚する躁状態があらわれます。躁状態の程度によって、症状の重いI型と、軽症のH型に分類されます。

平均発症年齢は20歳代と、比較的若い人に多く見られます。うつから始まる場合と、躁から始まる場合があります。躁から始まる場合は、過労や睡眠不足、出産、人の死など、たいてい何かきっかけがあるといわれています。