高血圧を治す食事で注目の成分

高血圧を治す食事で注目の成分は、ミネラルのクロムです。

クロムは、70年代になって糖尿病予防に重要な働きをもつ成分として、アメリカで注目されるようになりました。その働きとは血糖値を安定させることにあります。

食後には、小腸からブドウ糖が吸収されますから、血糖値が上がります。血糖(血液中のブドウ糖)は、全身の細胞に運ばれ、そこでエネルギーとして代謝されるのですが、クロムがないと、細胞に入ることができず、血糖値は上がりっぱなしになるというわけです。

その後の研究で、クロムの欠乏は、心筋梗塞や虚血性心疾患を招くことも明らかになり、必須ミネラルに躍り出ました。

高血圧を治す食事

私たちの体に必要な成分がたっぷり含まれたノリは、毎日の食事にぜひ、とり入れてほしいもの。具体的な量としては、1日2枚分程度とるのが理想的です。

とはいえ、2枚のノリをそのまま食べるのはたいへん。そこでおすすめなのが「モミノリドロドロ汁」です。

お湯にモミノリを溶かしてスープ状にすれば、量がとれるだけでなく、のどにはりつくのがいやだという人でも食べられます。

一日1回いつでも飲んでいいのですが、2杯飲んでも害はありません。便秘解消を期待するなら、夕食時に飲むといいでしょう。